2013年8月7日水曜日

沐浴(湯浴み)

"The Bath"
1892
メアリー・カサット


お母さんの子どもの抱き方が優しく、肌や髪の艶や、視線がとても写実的ですね。仲良しの親子をすぐそばで見ている、そんな感覚になります。

カサットはお母さんと子どもの絵が多いですが、どれも親子愛を感じます。
また、ドガのお友達だったそうですが、絹のように表す女性や子どもの肌の描き方や、ちょっと暗色系の筆使いがドガに似てる気がします。
暗色が写実性を上げるのに効果的に働いています。
彼女の写真を見ると、陽気で明朗な人だったのかな、と思います。

シカゴ美術研究所
油彩・画布

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